すなあらしです。
私が働くオフィスには『オフィスグリコ』的なものが設置されています。
(正確にはグリコではなく、別の会社らしい。)
置いてある箱にお金を入れれば、
お菓子やカップ麺が買えるシステムになっている。
もちろん、お釣りは出ないので、
ピッタリの金額を用意するか、
別のお菓子で端数調整をしている人もいます。
私と一緒に働いている29歳の女の子は、
とにかくお菓子が大好きで、
毎週火曜日に業者さんが補充に来るのをとても楽しみにしている。
そんな彼女が、ここ最近、
業者さんが来た後、不機嫌になるようになった。
聞けば、
「好みのお菓子が入って来ない」
「好きなお菓子なのに、味が気に入らない(別の味が好きなのに)」
とな。
大人気ない私は6歳下の子のそんな愚痴をスルーする事が出来ず、
「あれはみんなが使うモノだから、イチ個人の好みだけで商品を置いてくれる訳じゃないよ」
「自分の食べたいお菓子は、自分で買って持って来ようね」
と小言を言ってしまった😑
まぁ、私が大人気ないとか、
小言がおばさんくさいとかはさて置き、
『あるのが当たり前』
って怖いな、と。
以前はこんなモノ無かったし、
無かった時は下のコンビニまで買いに行くか我慢するか。
だから、導入された時は、みんな結構喜んだ。
なのに、いつの間にか【あることが普通】になり、
文句まで言ってしまうようになってしまった。
これって、他のことでも同じことが言えるなと。
・家族がいて「当たり前」
・仕事があって「当たり前」
・お金をもらって「当たり前」
あることが当たり前ではないと言うこと。
初心を忘れてしまわないこと。
改めてはっとした出来事でした。
ちなみに、
私はこのシステムで、
誘惑に負けて毎日のようにお菓子を食べたため、
ばっちり体重に跳ね返り、それはそれは恐ろしいことに。
「ダメ」と分かっていても目の前にある誘惑。
我慢という自制心がないと
便利さは人をダメにするのかも。。。
(←いや、私だけか…)